アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎
- 鼻水がとまらない
- 鼻がかゆい、痛い
- 鼻がつまって息がしにくい
- くしゃみが止まらない
- のどがイガイガする
- 目までかゆくなる
アレルギーの原因(アレルゲン)が特定できれば治療に移ります。検査は問診や血液検査で行います。
保存的な治療は症状をおさえる薬物療法と、アレルゲンを少量から体に投与して体をアレルゲンに慣らしていくアレルゲン免疫療法があります。
保存的な治療で抵抗性の場合は手術を行いますが、アレルゲン免疫療法のようにアレルギーの根治が可能な治療ではなく、症状改善が目的です。
治療
当院では薬物療法、皮下免疫療法、舌下免疫療法を行っております。
アレルゲン免疫療法には、注射で投与する皮下免疫療法と、舌の下で行う舌下免疫療法があります。
皮下免疫療法
最初は1週間に1回低濃度の薬液から皮下(上腕)に注射していきます。
1週間毎に濃度を上げていって、患者様毎の維持量(副作用が出る前の濃度、もしくはある一定量)になるまで上げていきます。
そこからは10回毎に間隔をあけていき、(毎週→2週毎→1ヶ月毎)最終的には1〜3ヶ月毎に1度の注射になります。
舌下免疫療法
1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用します。
初めての服用は、医療機関で医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用します。
長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。